みなさまこんにちは、ウララです。前回の英国留学ー出願準備①に引き続き、今回は書類の肝たちを説明していきます。
ちなみに前回にもまとめた、私の第一志望であるLSEの必要書類がこちら↓
<出願書類>
- 出願費
- 成績書 (2:1, 5.5/7) (+卒業証明書)
- TOEFLiBT:107 (R22, L22, W21, S20) / IELTS: 7 (R6.5, L6.5, W6, S6)
- CV / レジュメ
- 推薦書(2枚 大学のチューター又は教授から)
- 志望理由書(興味のエリアと院への志望理由)
成績書は大学院入学の際、学部時代の成績です。4年間(私含め豪州の一部の学部は3年間)の全学科の成績です。(最終学年が重視されるとかはありません) +αで卒業年月日や学部長の名前、機関のスタンプがわかる卒業証明書も。 ここで問題なのが、成績の基準です。大学側が審査の目安にする成績に満たなくても出願することは可能です、もちろん。でも入学したいから出願するわけで、自分の合格率が高いかどうか知りたいのが我々の嵯峨。上のカッコ内に書いた(2:1)。これは英国で、「Upper Second Class Honour」での卒業を意味し、(調べる場所によって多少誤差はありますが)60‐69%の成績を総合で取れて卒業していることになります。
しかーし、これはあくまでも目安です。英国大学卒でハッキリ成績が出ているのを除いて、卒業大学のレベル、卒業学部のレベル(多分理系と文系の同成績は理系の方が賢いと思われる←理系ヒイキ)によって、大学院側の判断は変わっています。だから正直わかんないです。でも、普通に進級できてればそんなに問題ないかと思います。(私が証明ですww)
さて、多分今このブログを覗いているであろう方はきっと日本出身・日本大学卒が多いでしょう。そして相当量の不安を占めているはずの、英語力テスト。その名もTOEFL・IELTS。私はどちらも受けました。大学入学と今回含め幾度となく。ええ、それは茨の道です。もう二度と受けてやらない、人生の家訓です。 それはさておき、LSEの求めるスコアです。上のカッコ書きにあるとおりです。鬼畜です。提出スコアはTOEFLでもIELTSでもどちらでもいいので、得意な方を選んでください。私はどちらも改めて受けて、TOEFL96、IELTS7.0でした。TOEFLは優に届きませんでしたが、IELTSは各セクションの要求もクリアして一安心。(まあ結局私は豪州大学を卒業しているということで英語力認定されたんですけどね。←受ける意味あんまなかった)
次はCV(通称レジュメ)。いわゆる日本の履歴書にあたりますが、フォーマットは自由。これが私的には難しかったです。フォーマットにはまらないなんて考えられない!フォーマットのサンプルはググればいっぱいひっかかりますが、やっぱりどれも個性があって、どれを基準に自分のものを仕上げるかが難しかったです。迷ったらとりあえず試作品を作って、誰か外国圏に所縁のある人に助けを求める事かな。私は大学のアドバイザーに見てもらいました。(CVについてはここで割愛させていただきます。また今度CVだけの記事を書きます。)
またトリッキーなのが推薦書。LSEでは出願者の大学関係者(教授・講師・チューター)からの2枚です。推薦書は英語でなくてはなりません。英語関連の学部卒とかじゃないと日本の大学の先生では厳しいかもしれません。なるべく早めに仕上げてもらって、翻訳のプロに委託するのが手かな。お金と時間はかかるけど、本当にそれしか方法がないんだよね汗。大学院側も結構本気なんで。
そして、私が今回特に力を入れて話したいのが、志望理由書。だいたい英語で1500ワード、A4で2枚に収まる程度の長さです。
そもそも志望理由書って何書けばいいの?って疑問があると思います。カッコ内にざっと内容を書きましたが、各大学院によってサイトでどういう内容を入れて欲しいか説明してくれていると思います。もしなかったら、Admissionに直接メールして聞いてみてください。ていうか志望理由書に限らずとりあえず何でも聞いてみよう。大学院に聞けば情報は間違いない、絶対。ビビらないで、面倒くさがらないでメールしてみよう。
それでもだいたいは何を勉強したいか、どうしてその大学を選んだか聞いてくるはずです。きっと私の場合、本当の理由は「この大学院が経済的に範囲内で私のチョイスの中でBest of bestだったから」。でもそんなこと言えないでしょ笑 てかそんな理由なら2ページも書けない笑
そこで「何を勉強したいか」は自分の個人的経験をストーリーのように組み込む。
私の場合、『豪州留学の時に受けた人種差別を、これから社会人として携わるであろうメディアで解決したくてその学習の為にコミュニケーションを大学院レベルで学びたいのだ』、的なことを書きました。
そして「何故その大学院を選んだのか」は機関自体の特色や志望先で働く教授のことをマークする。
私はこれを書くために、志望先の学部で興味のあるコースを教えている先生のことを調べて、彼・彼女の論文を読みました。(だいたい大学のサイトの先生のプロフィールに論文や出版した本は載ってます)そして、志望理由書では、『○○先生の○○という論文を読み、○○論にとても興味が沸いたので、院の修士論文では彼・彼女の下で○○について深くリサーチしたいと思っています』等をアピールします。+αで大学院自体の利点、例えば生徒の多様性、ラボの充実性、少人数クラス制度などなど山ほどあるアピールポイントを褒めちぎり、自分に理想的な教育機関だとアピールする。
そして絶対に忘れちゃいけないのが、自分自身をアピールすること。今までの勉学や仕事・ボランティア経験で培ったアイデンティティがどのように修士で役立つか。そして自身のアイデンティティが勉学を共にするクラスの友人にどうポジティブに影響するかも伝える。そうすることで、自分が如何に大学院の求める人材かをアピールする。
、というところですかね。はあ、出願準備の道のりは長いです。本気で取り組めば取り組むほど先延ばしにして、忘れ去りたくなります。それでも諦めないで欲しいです。
私はエージェントを介さず、豪州の友達は皆4年制の学部で卒業目前ではなかったし、日本の友達は就職する人ばかり、両親はアカデミックな英語力ゼロだったので、本当に、ほんと~~~に、一人戦でした。心細かったし、何に何処からどう手を付ければいいかもわからなくて、日本出身なのに豪州大学卒業で英国大学院目指すって結構なマイノリティがベースにある上で進めていくのは正直色々きつかったです。でも自分一人で全て完遂した喜びと、「これならなんでもできるんじゃない?自分!」っていう自信が後から付いてくるのでやって良かったと心から思います。
次回は私の中でもかなりHOTな話題、Visa申請についてのお話です。かなり長い記事でしたがここまでついてこられた方、留学に必要な根気は私が保証しますよ。では、また次回も読んで頂けたら嬉しさマックスです!
Thanks for reading☆
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